行事
茶道は季節の折々に、自然に併せての行事で、お茶を楽しみます。
当教室でも初釜と炉開きを行います。
茶会はそれぞれのところで、それぞれの種類の会が開かれます。お勉強の一環になりますので適宜参加します。
初釜(はつがま)
初釜は新年最初に行ない、その新年をお祝いするお茶会です。
懐石料理をいただき、お濃茶・お薄茶・をみんなで頂きます。
初釜は、普段はなかなか会えない稽古仲間がそろい、各々の晴れ着姿などで、わきあいあいの中にも一年の平穏を願う雰囲気を楽しみます。
炉開(ろびらき)
季節の区切りとして立冬を迎えると、春から半年間使った風炉をしまい、炉を開きます。
茶道ではこの炉開きがお正月で、とても大切な行事です。
茶の湯の「炉」とは、茶室の畳を切って床下に備え付けた茶用の小さないろりのことで、使うのは十一月から四月までと決まっています。炉開きは冬を迎えるという区切りですね。
茶会 (ちゃかい)
他所で開催される茶会に参加し、様々な流儀やお作法を体験します。
研修旅行
お部屋でのお稽古のほか、お勉強をかねて茶道に関るところへの小旅行などを行っています。
概ね年に1回程度ですが、毎月旅行費用を積み立てています。
もちろん強制ではなく自由参加で、親しいお友達なども誘って楽しみます。
今までに、以下のところへ行きました。
平成10年6月
益子窯と塩原温
益子焼の窯元を訪ねました。
その後、塩原温泉の文学の宿「和泉屋旅館」で渓流の音を聞きながら茶会をしました。
平成11年6月
津和野・出雲大社・ 松江
山陰の小京都といわれる津和野で大正時代の日本家屋での庭園を眺めながらの茶会をしました。
茶人殿様松平不昧公の茶室「菅田庵」「明々庵」を見学しました。
平成12年1月
浅間神社へ初詣をし、富士山を目の前にした和風旅館で当教室の初釜を行いました。
河口湖(うぶや)
平成13年4月
奈良
吉野山の桜を観て、高野山・室生寺・長谷寺を見学。
お茶杓の名人工房で自分でお茶杓をつくる体験をしました。
平成14年6月
韓国
お茶碗のルーツといわれる韓国青磁窯を訪ね、作陶の体験もしました。本場での韓国料理の美味しさにはみんなびっくり、南大門も見ました。
平成15年6月
湯河原温泉
和菓子をつくる体験をし、自分達でつくったお菓子でお茶会をしました。都会の奥座敷といわれる静寂の中でのお茶会でした。
平成16年6月
明治村
毎年行われている明治村でのお茶会に参加しました。
国宝「如庵」茶室も観ることが出来ました。
平成17年8月
京都
大文字送り火茶会に参加、舞妓さんと記念写真も撮りました
大徳寺・桂離宮を見学しました。
平成18年6月
京都
開創400年記念高台寺茶会に参加
「傘亭」・「時雨亭」を見学しました
平成19年1月
京都
老舗旅館「炭屋」での茶会に参加、
名器に触れる茶会と老舗旅館を堪能しました。